・すぐにメールに返信してくれない
・優しくしてくれない
・大切にしてくれない
・なかなか会ってくれない
・親に紹介してくれない
さて、上記を読んで気づくことはありませんか?
これは全て、あなた側からの要求・・・つまりあなたの欲求を訴えているのです。
相手の都合は考えられていないのです。
そして、この欲求を満たしてくれなかった場合、自分は相手にとって大切な存在ではないから、してくれないのだと判断します。
ですが、あなたの欲求を全て満たすことができる人がいるでしょうか?
あなたの中からは、愛してくれていれば、あれもしてもらえる、これもしてもらえる・・・と、思いつく限りの欲求が湧きます。
それを常に相手に要求するのです。
一つ一つは叶えることができるようなことでも、その数が増えてくると、相手には何の自由もなくなってしまいます。
あなたの欲求を叶えるだけのロボットになるのです。
相手には、相手の生活があります。
仕事も、付き合いも、友人関係も、趣味も・・・
その全てを投げ出して、あなたの欲求を満たすことはできないのです。
愛情がないからではありません。
相手もひとりの人間です。
全てを叶える神様ではないのです。
そして、あなたと同じように、相手にも欲求があります。
それを満たしてあげられていますか?
相手の欲求が「これ以上、要求をしないでくれ」というものだったら、気持ちよく叶えてあげることができるでしょうか?
求めるばかりでは、何も生み出せません。
あなたが、何をしてあげられるのか・・・
そして、自分は何を求めているのか・・・
ここをしっかり考えて行きましょう。
大切な相手を失った時、「彼がいれば何もいらない」と感じると思います。
それを、失う前には「いるだけでは足りない」と愛情の証明を要求していることが多くあります。
大切なものを失わないためにも、相手があなたの欲求を満たすためのロボットではないことを認識していきましょう。